二仏中間(読み)ニブツチュウゲン

デジタル大辞泉 「二仏中間」の意味・読み・例文・類語

にぶつ‐ちゅうげん【二仏中間】

仏語釈迦入滅後、弥勒菩薩が出現するまでの中間の時。無仏の世で、地蔵菩薩が代わって衆生を済度するという。

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精選版 日本国語大辞典 「二仏中間」の意味・読み・例文・類語

にぶつ‐ちゅうげん【二仏中間】

  1. 〘 名詞 〙にぶつ(二仏)の中間
    1. [初出の実例]「嗟二仏中間(にブツチウケン)利益は此菩薩にとどまらせ給ひぬるよと」(出典:浮世草子懐硯(1687)三)

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