二半・二判(読み)にはん

精選版 日本国語大辞典 「二半・二判」の意味・読み・例文・類語

に‐はん【二半・二判】

〘名〙 (形動)
事柄が、二とも三とも決定しないこと。どちらつかずであること。また、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
洒落本五大力(1802)二「こっちもこういふつまらねへ時だから、二半(ニハン)にいっておゐたのさ」
② =にはんば(二半場)俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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