二均差潮(読み)にきんさちょう(英語表記)variational component

海の事典 「二均差潮」の解説

二均差潮

地球をめぐる月の軌道は、太陽引力影響を受けるため、完全な長円にはならず複雑な曲線を描く。この摂動部分に起因する月の起潮力成分から多く分潮が 生じるが、その主要な二項の中で、14.765日の周期を持つものを二均差潮と呼ぶ。あと一つの主要項は31.812日の周期を持つ出差潮である。 (永田

出典 (財)日本水路協会 海洋情報研究センター海の事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android