二宮善基(読み)にのみや よしもと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「二宮善基」の解説

二宮善基 にのみや-よしもと

1904-1984 昭和時代経営者
明治37年11月23日生まれ。昭和2年日本興業銀行にはいり,22年副総裁となるが,昭電事件に関係して辞任以後,東洋曹達(ソーダ)(現東ソー)社長をつとめるかたわら,経済同友会などで財界活動にあたった。昭和59年10月9日死去。79歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の二宮善基の言及

【昭電疑獄】より

…48年4月,衆議院不当財産取引調査委員会がこの問題を取り上げてから政治問題となり,警視庁は5月22日,昭和電工本社を強制捜査,6月23日には日野原を逮捕した。事件は拡大し,9月に元農林政務次官重政誠之,大蔵省主計局長福田赳夫,民主自由党顧問大野伴睦,興業銀行副総裁二宮善基,経済安定本部長官・前蔵相栗栖赳夫,10月には前副総理西尾末広らが逮捕された。芦田内閣は10月7日ついに総辞職し,芦田も12月7日に逮捕された。…

※「二宮善基」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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