二度・再(読み)ふたたび

精選版 日本国語大辞典 「二度・再」の意味・読み・例文・類語

ふた‐たび【二度・再】

〘名〙
① 同じ動作状態の重なることをいう。再度。副詞的にも用いる。
万葉(8C後)五・八九一「一世には二遍(ふたたび)見えぬ父母を置きてや長く吾(あ)が別れなむ」
順番としての第二をいう。二番目。二遍目。
源氏(1001‐14頃)葵「ふたたひの御祓へのいそぎ、とり重ねてあるべきに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android