二枚舌(読み)ニマイジタ

デジタル大辞泉 「二枚舌」の意味・読み・例文・類語

にまい‐じた【二枚舌】

矛盾したことをいうこと。うそをつくこと。「二枚舌を使う」
[類語]偽り偽る称する法螺ほらを吹く与太を飛ばす法螺そら嘘っぱち嘘八百虚偽偽善まことしやかはったり虚言虚辞そら言そら音もっともらしいでたらめ出任せ出放題荒唐無稽事実無根根も葉もない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二枚舌」の意味・読み・例文・類語

にまい‐じた【二枚舌】

  1. 〘 名詞 〙 矛盾したことをいうこと。一つのことを二様にいうこと。うそをいうこと。
    1. [初出の実例]「船板一枚まだそれよりもモット怖いは二枚舌(にマイジタ)」(出典団団珍聞‐六九三号(1889))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android