二段抽出法(読み)にだんちゅうしゅつほう(英語表記)two-stage sampling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二段抽出法」の意味・わかりやすい解説

二段抽出法
にだんちゅうしゅつほう
two-stage sampling

社会調査における母集団からの標本の抽出方法の一つ。母集団が地域的に広いような場合,直接に標本を抽出せずに最初,標本の集り (クラスター) を抽出し,次に抽出されたクラスターから標本を抽出する。多段抽出法より簡単で,しかも現地作業が楽である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android