精選版 日本国語大辞典 「二番」の意味・読み・例文・類語
に‐ばん【二番】
〘名〙
※宇津保(970‐999頃)内侍督「上、碁盤を召して、仲忠と碁遊ばす。〈略〉二はんは仲忠勝ちて」
② 度数・回数が、一回に次いであること。第二回。再度。
※浮世草子・好色五人女(1686)二「二番(にバン)の木地長持ひとつ」
④ (智者を一番にたとえて) おろかもの。たりない人。ばか。あほう。
⑤ 「にばんせんじ(二番煎)」の略。
※浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)五「頭煎じから二番迄をのみこみ」
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