二至(読み)ニシ

デジタル大辞泉 「二至」の意味・読み・例文・類語

に‐し【二至】

夏至冬至

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二至」の意味・読み・例文・類語

に‐し【二至】

  1. 〘 名詞 〙 夏至と冬至。
    1. [初出の実例]「凡そ、太陽中線に次(やど)るの時を二分と云ひ、これを春・秋の初めとす。両回帰線に次るの時を二至と云ひ、これを冬・夏の初めとす」(出典:遠西観象図説(1823)中)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公二一年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「二至」の読み・字形・画数・意味

【二至】にし

夏至と冬至。〔左伝、昭二十一年〕秋七壬午の、日、之れをするり。、梓愼(ししん)に問ふ。曰く、是れ何物ぞ、は何爲(いかん)ぞと。對(こた)へて曰く、二至二(夏至と冬至、春分秋分)は、日之れをすることるも、災ひを爲さず。~其の他のには、則ち災ひを爲すと。

字通「二」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android