二進も三進も(読み)ニッチモサッチモ

デジタル大辞泉 「二進も三進も」の意味・読み・例文・類語

にっちも‐さっちも【二進も三進も】

[副]《そろばんの割り算から出た語で、計算のやりくりの意》物事が行き詰まり、身動きのとれないさま。どうにもこうにも。「借金が増えすぎて二進も三進も行かない」
[類語]絶体絶命剣が峰九死危機一髪八方塞がり袋の鼠抜き差しならないのっぴきならない進退維谷これきわまる動きが取れないお先真っ暗前途多難前途遼遠行き詰まる切羽詰まる挫折頓挫蹉跌立ち往生壁に突き当たる暗礁に乗り上げるけちがつく行き悩む難しい望み薄無理困難不可能駄目出来ない相談絶望的手詰まり膠着こうちゃく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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