二道説(読み)にどうせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「二道説」の意味・わかりやすい解説

二道説
にどうせつ

インド哲学における輪廻説の一つウパニシャッドに説かれ,プラバーハナ王の所説に帰せられている。二道とは,神道祖道で,前者は解脱してこの世に帰らない人の道程をさし,後者は,この世に再び戻ってくる人の順路を示している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android