二重判（読み）にじゅうばん

精選版 日本国語大辞典 「二重判」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ばん ニヂュウ‥【二重判】

〘名〙 (「にじゅうはん」とも) 一旦約束して判をおし、さらに無断で同種の他の証文などに判をおすこと。
※浄瑠璃・心中重井筒（1707）中「わしはここへ身を売って、先から連れに来た時は二重売・二ぢうばん」

出典　精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について　情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

AppStore

コトバンク for Android

GooglePlay