二重帳簿(読み)ニジュウチョウボ

デジタル大辞泉 「二重帳簿」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ちょうぼ〔ニヂユウチヤウボ〕【二重帳簿】

事実を記録する帳簿ほかに、脱税粉飾決算などのために作成された帳簿があること。また、その帳簿。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「二重帳簿」の意味・読み・例文・類語

にじゅう‐ちょうぼ ニヂュウチャウボ【二重帳簿】

〘名〙 金銭出納取引などを隠すために、実態記入する帳簿とは別に、偽りの記入をした表向きの帳簿をもう一冊つくること。また、その帳簿。狐帳。
古都(1962)〈川端康成〉松のみどりうちは、二重帳簿どすか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android