五ヶ所高原(読み)ごかしよこうげん

日本歴史地名大系 「五ヶ所高原」の解説

五ヶ所高原
ごかしよこうげん

高千穂町北部に位置する標高約八〇〇―九〇〇メートル前後の高原。高千穂町の中心地三田井みたいから国道三二五号を北上すると道は上野かみので西折し、河内かわちで県道竹田―線と交差する。同線を北上、崩野くえの(標高八五四メートル)を経て高原に達する。大谷おおたに川がこの高原を南北に分け西流する。大谷川は別府湾に注ぐ大野おおの川の源流部で、源は祖母そぼ(一七五六・四メートル)の西斜面である。南部障子しようじ(一七〇三メートル)から親父おやじ(一六四四メートル)赤川浦あかごうら(一二三一・九メートル)・崩野峠・国見くにみ(一〇八七・七メートル)稜線、北部は祖母山から国観くにみ(標高一四八六メートル)つつヶ岳(一二九六メートル)の稜線、東部を祖母山から障子岳の主稜に囲まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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