五倍子の粉(読み)フシノコ

デジタル大辞泉 「五倍子の粉」の意味・読み・例文・類語

ふし‐の‐こ【五子の粉】

五倍子ふしを乾燥させて粉末状にしたもの。鉄汁を入れて黒汁とし、お歯黒などの染料に用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五倍子の粉」の意味・読み・例文・類語

ふし【五倍子】 の 粉(こ)

ふしを乾燥させて粉末状にしたもの。白色だが鉄漿を入れて黒汁とし、おはぐろなど染料として用いる。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)七「川端のふしのこは、ゆきをあざむき」

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