五劫思惟(読み)ゴコウシユイ

デジタル大辞泉 「五劫思惟」の意味・読み・例文・類語

ごこう‐しゆい〔ゴコフ‐〕【五×劫思×惟】

阿弥陀仏四十八願をたてる以前に、その誓いについて五劫もの長い間考え続けたこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五劫思惟」の意味・読み・例文・類語

ごこう‐しゆい ゴコフ‥【五劫思惟】

〘名〙 (「ゆい」は「惟」の呉音) 仏語阿彌陀如来が一切の衆生を済度するための願を起こし、五劫の間思惟したことをいう。
海道記(1223頃)東国仏法の初道「七宝高台には、四十八願の主、五劫思惟の光を放て念仏行者を照し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android