五十崎 古郷(読み)イカザキ コキョウ

20世紀日本人名事典 「五十崎 古郷」の解説

五十崎 古郷
イカザキ コキョウ

昭和期の俳人



生年
明治29(1896)年1月20日

没年
昭和10(1935)年9月5日

出生地
愛媛県松山市

本名
五十崎 修

学歴〔年〕
松山高校(旧制)中退

経歴
結核療養中「ホトトギス」に投句、昭和6年「馬酔木」独立に際し水原秋桜子に従い同人となる。石田波郷の松山時代の師。9年塚原夜潮と「渦潮」を創刊。「五十崎古郷句集」の外、五十崎朗編の句文集「芙容の朝」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五十崎 古郷」の解説

五十崎古郷 いかざき-こきょう

1896-1935 昭和時代前期の俳人。
明治29年11月20日生まれ。「ホトトギス」に句をよせ,水原秋桜子にまなぶ。昭和6年「馬酔木(あしび)」の同人。昭和10年9月5日死去。40歳。石田波郷の師として知られ,没後に波郷編「五十崎古郷句集」が刊行された。愛媛県出身。松山高中退。本名は修(おさむ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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