五十番歌合(読み)ゴジュウバンウタアワセ

デジタル大辞泉 「五十番歌合」の意味・読み・例文・類語

ごじゅうばんうたあわせ〔ゴジフバンうたあはせ〕【五十番歌合】

正治2年(1200)後鳥羽院仙洞御所で行われた10題50番の歌合わせ作者は後鳥羽院通親良経隆信定家家隆慈円寂蓮らの10人。仙洞十人歌合
鎌倉中期の歌合わせ。定家・家隆の歌を左右つがえた50番の撰歌合わせ。後鳥羽院が隠岐で編んだもの。定家家隆両卿撰歌合。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「五十番歌合」の意味・読み・例文・類語

ごじゅうばんうたあわせゴジフバンうたあはせ【五十番歌合】

  1. 鎌倉初期の歌合。一巻藤原定家藤原家隆の歌をそれぞれ五〇首撰し、左右に番(つが)えた撰歌合。後鳥羽院が隠岐で編纂したものか。定家家隆両卿五十番歌合。定家家隆両卿撰歌合。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android