五墓日(読み)ゴムニチ

デジタル大辞泉 「五墓日」の意味・読み・例文・類語

ごむ‐にち【五墓日】

暦注の一。家屋をつくるのには支障ないが、そのほか万事に凶とする日。

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精選版 日本国語大辞典 「五墓日」の意味・読み・例文・類語

ごむ‐にち【五墓日】

  1. 〘 名詞 〙 暦の下段に記載されている悪日の一つ。五行干支組み合わせによって定められ、木性の人は乙未(きのとひつじ)の日、火性の人は丙戌(ひのえいぬ)の日、土性の人は戊辰(つちのえたつ)の日、金性の人は辛丑(かのとうし)の日、水性の人は壬辰(みずのえたつ)の日がこれに当たるという。百事に凶とされる。
    1. [初出の実例]「五墓日、今夕殿下御除服」(出典:兵範記‐保元三年(1158)六月一三日)

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