五太子村(読み)ごたいしむら

日本歴史地名大系 「五太子村」の解説

五太子村
ごたいしむら

[現在地名]福井市五太子町

一光いかり川中流域の渓谷に位置する山村で、東方上流は下一光村、西に下ると大丹生おにう浦に至る。村名は正保郷帳にみえ、田方二四石余・畠方一四石余。貞享三年(一六八六)福井藩領から幕府領となり、明和元年(一七六四)には三河国西尾藩領、天保郷帳の段階では再び幕府領となっている。

越前地理指南」に「北ニ烏帽子ケ嵩アリ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android