五条珠実(初代)(読み)ごじょう たまみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五条珠実(初代)」の解説

五条珠実(初代) ごじょう-たまみ

1899-1987 大正-昭和時代の日本舞踊家。
明治32年2月6日生まれ。6代尾上菊五郎,花柳(はなやぎ)徳太郎に師事,大正8年花柳徳次を名のる。新舞踊ホープといわれ,昭和9年「太鼓リズム」を発表。16年五条流を創立,創作舞踊の発展につくした。昭和62年8月2日死去。88歳。秋田県出身。本名は荒川イネ。初名は尾上要。前名は花柳珠実。作品はほかに「春信幻想曲」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android