五瀬村(読み)ごせむら

日本歴史地名大系 「五瀬村」の解説

五瀬村
ごせむら

[現在地名]土山町南土山みなみつちやま

南土山村の南西にあり、集落松尾まつお(野洲川)田村たむら川の合流点南側に位置。「いつせ」とも読む。天正一九年(一五九一)四月の徳川家康知行目録写(大谷文書)にみえる御所村三三石余が当村にあたると考えられ、当時家康の在京賄料に充てられた。慶長五年(一六〇〇)幕府領となる。寛永石高帳に五瀬村とみえ高二九石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android