五無間(読み)ごむけん

精選版 日本国語大辞典 「五無間」の意味・読み・例文・類語

ご‐むけん【五無間】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 八大地獄最後にあたる無間地獄。また、その地獄五種の相。その相については異説がある。〔翻訳名義集‐二〕
  3. ごむけんごう(五無間業)」の略。
    1. [初出の実例]「四重五無間誹訪大乗なむど申す罪はかならず無間獄におちて」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)閏七月一一日)
    2. [その他の文献]〔仏説維摩詰経‐下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android