五陵(読み)ごりょう

精選版 日本国語大辞典 「五陵」の意味・読み・例文・類語

ごりょう【五陵】

中国長安(陝西省西安市)の北郊にあった地名。漢の高祖以下五人の天子の陵、長陵(高祖)・安陵(恵帝)・陽陵(景帝)・茂陵武帝)・平陵(昭帝)があり、都の人々の遊楽の地となっていた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「五陵」の読み・字形・画数・意味

【五陵】ごりよう

長安にある漢の五陵。長陵(高祖)・安陵(恵帝)・陽陵(景帝)・茂陵(武帝)・平陵(昭帝)。唐・李白〔少年行、二首、二〕詩 五陵の年少、金市の東 銀鞍(ぎんあん)白馬春風を度(わた)る

字通「五」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android