井上宗端(読み)いのうえ そうたん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上宗端」の解説

井上宗端 いのうえ-そうたん

1785-1861 江戸時代後期の医師
天明5年生まれ。江戸で漢方をまなび,郷里上総(かずさ)(千葉県)佐貫(さぬき)で開業。のち足立長雋(ちょうしゅん)に蘭方をまなぶ。嘉永(かえい)3年天然痘が流行したとき,自ら工夫した牛痘により種痘をおこない効果をあげた。万延2年2月4日死去。77歳。字(あざな)は翼之。号は竹園。著作に「漢語筌」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android