井沢蟠竜(読み)いざわ ばんりょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井沢蟠竜」の解説

井沢蟠竜 いざわ-ばんりょう

1668-1731* 江戸時代前期-中期神道家。
寛文8年生まれ。肥後熊本藩士。江戸で山崎闇斎(あんさい)に垂加(すいか)神道をまなぶ。のち国学・儒学を研究,博学とおおくの著作で知られた。剣術,柔術にもすぐれた。享保(きょうほう)15年12月3日死去。63歳。名は長秀。通称は十郎左衛門。別号に亨斎。著作に「広益俗説弁」「武士訓」「神道天瓊矛(あめのぬほこの)記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android