井野辺茂雄(読み)いのべ しげお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井野辺茂雄」の解説

井野辺茂雄 いのべ-しげお

1877-1954 明治-昭和時代の日本史学者。
明治10年1月25日生まれ。39年から東京帝大史料編纂所で「国史大辞典」を,42年から渋沢栄一もとで萩野由之らと「徳川慶喜(よしのぶ)公伝」を編修。大正12年史料編纂官となり「大日本史料」を編修するかたわら国学院大教授をつとめた。戦後は立正大教授。昭和29年1月20日死去。76歳。高知県出身。国学院卒。著作に「幕末史の研究」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android