井面村(読み)いのもてむら

日本歴史地名大系 「井面村」の解説

井面村
いのもてむら

[現在地名]輪島市町野町井面まちのまちいのもて

川西かわにし村の南、町野川左岸に位置。井之面村とも記した。初め加賀藩領。土方雄久知行目録に村名がみえ、慶長一一年(一六〇六)から土方領で高二九三俵余、うち荒五三俵余で、残高の四割が百姓得分。貞享元年(一六八四)以降の領主変遷伏戸ふせど村と同じ。正保郷帳では高一三三石余、田方七町一反余・畑方一町七反余、免四ツ一歩。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android