交渉力説(読み)こうしょうりょくせつ

世界大百科事典(旧版)内の交渉力説の言及

【賃金】より

賃金形態賃金構造賃金体系
【理論・学説】
 学説史上の主要な賃金決定理論は,大きく分けると四つある。(1)18世紀後半から19世紀前半において支配的であった賃金生存費説,(2)19世紀中葉の賃金基金説,(3)19世紀から20世紀の交に現れた限界生産力説,(4)そして主に20世紀に入ってから主張されはじめた交渉力説,の四つである。これら4学説は決して相互に排反的ではなく,賃金決定の異なった側面に注目しており,むしろ相補う性質のものと考えたほうがよいであろう。…

※「交渉力説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android