京ヶ島村(読み)きようがしまむら

日本歴史地名大系 「京ヶ島村」の解説

京ヶ島村
きようがしまむら

[現在地名]早川町京ヶ島

塩之上しおのうえ村の西、早川左岸の河岸段丘上に立地し、西は同じ段丘上の草塩くさしお村に接する。早川入一八ヵ村の一。当地常昌じようしよう院本尊阿弥陀如来坐像の明応一〇年(一五〇一)六月一一日付像底墨書銘に「信心之旦那甲州胡麻郡早河経島四郎左衛門維奥」とある。慶長古高帳に「経ケ島」とみえ、高三三石余、幕府領。寛文一一年(一六七一)の検地高は六九石余、反別は田二町一反余、畑・屋敷二五町六反余(「京ヶ島村検地帳」県立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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