京山幸枝若(読み)キョウヤマ コウシワカ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「京山幸枝若」の解説

京山 幸枝若(初代)
キョウヤマ コウシワカ


職業
浪曲師

肩書
浪曲親友協会相談役

本名
小椋 喬(オグラ タカシ)

別名
前名=京山 京太郎

生年月日
大正15年 8月10日

出生地
岡山県 苫田郡鏡野町

経歴
両親とも浪曲師。6歳で初舞台を踏んで以来、両親に連れられて全国行脚。そのため最終学歴は小学校1年1学期。昭和12年京山幸城に入門したが、13年幸城が入隊したため、初代京山幸枝に預けられ、16年初代幸枝若となる。大阪浪曲界の第一人者で、十八番は「会津小鉄」「左甚五郎シリーズ」「山口組三代目」。ロックバンドや漫才コンビなどとも共演、ファン層拡大に努めた。また52年から再度にわたり浪曲親友協会会長を務めた。平成11年上方演芸の殿堂入り

受賞
紫綬褒章〔平成3年〕 芸術祭賞優秀賞〔昭和50年〕

没年月日
平成3年 6月24日 (1991年)

家族
息子=京山 福太郎(浪曲師)

伝記
一芸一談惜別 お笑い人 桂 米朝 著相羽 秋夫 著(発行元 筑摩書房東方出版 ’07’01発行)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「京山幸枝若」の解説

京山 幸枝若
キョウヤマ コウシワカ

昭和・平成期の浪曲師 浪曲親友協会相談役。



生年
大正15(1926)年8月10日

没年
平成3(1991)年6月24日

出身地
岡山県苫田郡鏡野町

本名
小椋 喬(オグラ タカシ)

主な受賞名〔年〕
芸術祭賞優秀賞,紫綬褒章〔平成3年〕

経歴
両親とも浪曲師。6歳で初舞台を踏んで以来、両親に連れられて全国行脚。そのため最終学歴は小学校1年1学期。大阪浪曲界の第一人者で、十八番は「左甚五郎シリーズ」「山口組三代目」。ロックバンドや漫才コンビなどとも共演、ファン層拡大につとめた。平成11年上方演芸の殿堂入り。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「京山幸枝若」の解説

京山幸枝若 きょうやま-こうしわか

1926-1991 昭和-平成時代の浪曲師。
大正15年8月10日生まれ。浪曲師を両親にもち5歳で初舞台。初代京山幸枝に入門し16歳で独立。浪曲リサイタルをうちだし,「会津(あいづ)の小鉄」や河内(かわち)音頭にのせた民謡浪曲をヒットさせ,関西浪曲界の重鎮として活躍した。平成3年6月24日死去。64歳。岡山県出身。本名は小椋喬(おぐら-たかし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「京山幸枝若」の解説

京山 幸枝若 (きょうやま こうしわか)

生年月日:1926年8月10日
昭和時代;平成時代の浪曲師
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android