デジタル大辞泉
「京華織」の意味・読み・例文・類語
けいか‐おり〔ケイクワ‐〕【京華織】
明治40年(1907)ごろ、京都西陣で織り出された女物帯地。縦糸に絹糸、横糸に絹糸と強撚糸を合わせたものを用いて織り、織り目を高くしたもの。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
けいか‐おり ケイクヮ‥【京華織】
〘名〙
紋織物の一つ。経
(たていと)に本絹糸または絹紡績糸を用い、
絵緯(えぬき)で
平地に
紋様を織り出し、さらに強縒
(よ)りの裏緯糸
(うらよこいと)を織り込み
蒸気で仕上げ、裏緯糸の
収縮で地
(じ)に畝
(うね)を現わしたもの。明治四〇年(
一九〇七)ごろ、京都西陣で創製され、主として女帯地に用いられた。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報