人はパンのみにて生くるものに非ず(読み)ひとはパンのみにていくるものにあらず

精選版 日本国語大辞典 の解説

ひと【人】 は パンのみにて生(い)くるものに非(あら)

  1. ( 「旧約聖書申命記第八章」にあるモーゼ言葉、およびそれを引用した「新約聖書マタイ伝第四章」にあるイエスの言葉から ) 人は物質的満足だけを唯一目的として生きるものではないという意。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む