デジタル大辞泉
「人品」の意味・読み・例文・類語
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じん‐ぴん【人品】
〘名〙
① ひとがら。人格。品性。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「人品(〈注〉ヒトガラ)を観るより得ること、
言行録より多きなり」 〔沈約‐奏弾王源文〕
② はたから見た、その人の顔だち、
物腰、服装。
風采。
※
地蔵菩薩霊験記(16C後)九「蔵好房と云ふ僧あり。元より
鈍根にして一文不通なり。人品
(ジンヒン)沙汰の限たりといへども、信心深厚にして
地蔵を信じ奉る」
※三四郎(1908)〈
夏目漱石〉三「そのうち人品
(ジンピン)のいい御爺さんの西洋人が戸を開いて這入って来て」
③ (形動) すぐれた
身分、すぐれた人柄などであること。また、風采のよいさま。①②のよいこと。また、そのさま。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「人品」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報