人愛(読み)ニンアイ

デジタル大辞泉 「人愛」の意味・読み・例文・類語

にん‐あい【人愛】

人づきあい。人あしらい
天道にも背き、―にも外れなんず」〈仮・伊曽保・中〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人愛」の意味・読み・例文・類語

にん‐あい【人愛】

〘名〙 人倫のまじわり。人づきあい。人あしらい。〔文明本節用集(室町中)〕
仮名草子伊曾保物語(1639頃)中「人としても、〈略〉天道にも背き、にんあひにも外れなんず」

じん‐あい【人愛】

〘名〙 人に好まれる愛嬌(あいきょう)
※俳諧・雑談集(1692)下「ふる雪に茶臼のたまりはつか也〈其角〉 今度の住持人愛のよき〈芒風〉」

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