人戯(読み)ひとそばえ

精選版 日本国語大辞典 「人戯」の意味・読み・例文・類語

ひと‐そばえ‥そばへ【人戯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「そばえ」は「そばふ(戯)」の連用形名詞化 ) 人に甘えたわむれること。人にじゃれつくこと。また、止め手があるのを承知して、力んだりから威張りしたりしてからむこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「あいつがなんとして、腹きりまらせうぞ、人そばへする」(出典:天理本狂言・腹不切(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android