人民委員会議(読み)じんみんいいんかいぎ

世界大百科事典(旧版)内の人民委員会議の言及

【コミッサール】より

…(1)人民委員narodnyi komissar(1917‐46) 十月革命後組織されたソビエト政府内の各政策担当部門(人民委員部とよばれ,現在の省にあたる)の長のこと。政府全体は人民委員会議と名づけられた。46年より旧来の大臣に改称された。…

【ソビエト連邦】より

…しかし実際の運営は,党政治局員を含む15名程度の閣僚会議幹部会がその常設機関として,日常的政策決定にあたった。もっともこれは,革命後の人民委員会議Sovet Narodnykh Komissarov SSSR(1923年7月~46年3月)のように政策決定の中心であることはなく,むしろ党政治局,中央委員会が決定したことを履行する実務機関と考えられた。各閣僚も通常,政治職というより専門技術官僚が多かった。…

※「人民委員会議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android