人生(読み)ジンセイ

デジタル大辞泉 「人生」の意味・読み・例文・類語

じん‐せい【人生/人世】

人がこの世で生きていくこと。また、その生活。「第二の―を送る」「―を左右する出来事」「―経験
人の、この世に生きている間。人の一生生涯。「芸術は長く―は短い」
[類語](1せい生活日常現世生き方/(2生涯一生一代終生畢生ひっせいライフ一期一世今生終身一生涯

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精選版 日本国語大辞典 「人生」の意味・読み・例文・類語

じん‐せい【人生・人世】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人間がこの世に生きて行くこと。人間の生活。現世の生活。
    1. [初出の実例]「即時に剃髪して柴の戸を閉ぢ人生(ジンセイ)の虚なることを観じ」(出典地蔵菩薩霊験記(16C後)一)
    2. 「養生の術をまなんで、よくわが身をたもつべし。是人生第一の大事なり」(出典:養生訓(1713)一)
    3. [その他の文献]〔史記‐屈原伝〕
  3. 人間がこの世に生きている期間。人の一生。人の生涯。
    1. [初出の実例]「人生少壮須臾過、歳到春光頃刻闌」(出典:田氏家集(892頃)上・花宴、応常陸王教)
    2. 「又、人世百とせにたらず、つながぬ舟の今宵もはかりがたく、石の火・稲妻の影よりもろき身として」(出典:随筆・独寝(1724頃)上)
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公二年〕

人生の補助注記

「人世」と表記するのは、近世慣用

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普及版 字通 「人生」の読み・字形・画数・意味

【人生】じんせい

人の命。一生。宋・文天祥〔零丁洋を過(よぎ)る〕詩 人生、古より誰(たれ)か死無(な)からん 丹心を留取して、汗歴史)を照らさん

字通「人」の項目を見る

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