人衆ければ天に勝つ(読み)ヒトオオケレバテンニカツ

デジタル大辞泉 「人衆ければ天に勝つ」の意味・読み・例文・類語

ひとおおければてん

《「史記」伍子胥伝から》人が多勢を頼んで勢いに乗っているときは、道理に背いても、一時的には天の理に勝つこともできる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「人衆ければ天に勝つ」の意味・読み・例文・類語

ひと【人】=衆(おお)ければ[=盛(さか)んなる時(とき)は]天(てん)に勝(か)

  1. 衆人勢力が強い場合には、一時的に天理にも勝つことができる。
    1. [初出の実例]「人盛(ヒトサカ)んなるときは天(テン)にかち、天定って人にかつと、うべなる哉」(出典人情本・明烏後正夢(1821‐24)四)
    2. [その他の文献]〔史記‐伍子胥伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む