人麿神社(読み)ひとまろじんじや

日本歴史地名大系 「人麿神社」の解説

人麿神社
ひとまろじんじや

[現在地名]橿原市地黄町小字西浦

地黄じおう集落北西に鎮座柿本人麻呂を祀る。旧村社。口碑に現奈良県新庄町の柿本かきのもと神社から分祀したと伝える。本殿は一間社隅木入春日造・檜皮葺で康永四年(一三四五)の棟木銘があり、国指定重要文化財。神社南方地黄池(桜池)傍らには若宮社と称する小祠があり、その西隣には浅草せんそう(現東京都台東区)本尊があったと伝える観音堂があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android