仇屯(読み)あたたむら

精選版 日本国語大辞典 「仇屯」の意味・読み・例文・類語

あた‐たむら【仇屯】

〘名〙 (「たむら」は、同類仲間、また、それが集まっている所の意) 敵、賊が集まること。また、その所。集まった賊ども。また、敵陣。あたのたむら。
書紀(720)皇極四年六月(図書寮本訓)「天地(あめつち)開闢(ひらけ)しときより君臣が始めて有つことを以て、賊党(アタタムラ)に説かしめて」

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