今井武夫(読み)イマイ タケオ

20世紀日本人名事典 「今井武夫」の解説

今井 武夫
イマイ タケオ

昭和期の陸軍中将 陸軍支那派遣軍参謀副長;善隣友誼会理事。



生年
明治31(1898)年2月23日

没年
昭和57(1982)年6月12日

出生地
長野県

学歴〔年〕
陸士〔大正7年〕卒,陸大〔昭和3年〕卒

経歴
昭和5年参謀本部支那課参謀、10年北京大使館付武官補佐官、14年参謀本部支那課課長、17年秋には大東亜省軍事参議官に任命され、18年中将、19年支那派遣軍参謀副長を歴任。旧陸軍の中国通の第一人者といわれ、軍内和平派として終戦前には中国との和平秘密工作にも動いた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今井武夫」の解説

今井武夫 いまい-たけお

1900-1982 昭和時代前期の軍人
明治33年2月23日生まれ。陸軍の奉天特務機関員,参謀本部支那班長などをへて昭和14年支那派遣軍参謀となり,桐工作とよばれる中国国民政府との和平工作にあたる。18年陸軍少将。19年支那派遣軍総参謀副長。昭和57年6月12日死去。82歳。長野県出身。陸軍大学校卒。著作に「支那事変回想」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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