今帰仁上り(読み)なきじんぬぶい

世界大百科事典(旧版)内の今帰仁上りの言及

【今帰仁[村]】より

…尚巴志は第二子尚忠を今帰仁城に派して北山(国頭郡)を監守させ,以後第二尚氏の1665年まで北山監守が派遣されていた。また沖縄中の門中によって行われる〈今帰仁上り(ぬぶい)〉は祖先の精霊に対する信仰の祭祀行事で,今帰仁城跡周辺の拝所,旧跡などを回って拝む。なお諸志(しよし)御嶽の植物群落(天)は,神域として古くから保護された御嶽林3万m2にアカギ,ムクロジ,リュウキュウガキ,リュウキュウテイカズラ,ホザキカナワラビ,アリモリソウなど167種が知られ,琉球石灰岩地域の植物相を知るうえで貴重である。…

※「今帰仁上り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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