今戸町在方分(読み)いまどまちざいかたぶん

日本歴史地名大系 「今戸町在方分」の解説

今戸町在方分
いまどまちざいかたぶん

[現在地名]台東区今戸一―二丁目・清川きよかわ一―二丁目・橋場はしば一丁目・東浅草ひがしあさくさ一―二丁目・日本堤にほんづつみ一―二丁目・浅草五丁目・三ノ輪みのわ二丁目、荒川区南千住みなみせんじゆ二―四丁目・同八丁目

浅草今戸町の西裏および日本堤北側にあり、そのほか北方に橋場町在方分や三ヶ町分の田畑と入会って散在する。永享一一年(一四三九)三月二日の赤岩三箇村年貢米結解状(金沢文庫文書)などにみえる「今津」の遺称地。田園簿には豊島郡の内で今戸村とあり、田九一石余・畑四石余、幕府領。天水場と注記される。元禄郷帳でも同村。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android