仏嬲(読み)ほとけなぶり

精選版 日本国語大辞典 「仏嬲」の意味・読み・例文・類語

ほとけ‐なぶり【仏嬲】

  1. 〘 名詞 〙 仏事をなぐさみにすること。本当の信心からではなく道楽半分に仏の供養をすること。仏いじり。仏せせり。
    1. [初出の実例]「刃物打折り直に頭をこそげ、それからは仏(ホトケ)なぶりにかかっておりましょ」(出典浮世草子鬼一法眼虎の巻(1733)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android