仏眼(読み)ブツゲン

デジタル大辞泉 「仏眼」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐げん【仏眼】

仏語五眼ごげんの一。一切を見通す、悟りを開いた者の眼。肉眼天眼慧眼えげん法眼四つを兼備した仏の眼。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仏眼」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐げん【仏眼】

〘名〙 仏語。五眼一つ。悟りをひらいた者の、いっさいを見、いっさいを知る眼。ぶつがん。
往生要集(984‐985)大文四「施燈明、為仏眼明故」
今昔(1120頃か)一「仏眼を以て諸の衆生を上中下根及び菩薩の下中上根を観じ給ふに」 〔無量寿経‐下〕

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