仕合次第(読み)しあわせしだい

精選版 日本国語大辞典 「仕合次第」の意味・読み・例文・類語

しあわせ‐しだい しあはせ‥【仕合次第】

〘名〙 (形動)
① なりゆきにまかせること。運まかせにするさま。
仮名草子可笑記(1642)二「しあはせしだいに札をおとし」
江戸時代、貧困者または破産者が、後日返済能力を回復したとき、残余負債を支払うこと。
浮世草子日本永代蔵(1688)三「残る三分半はいつとても仕合次第(シアハセシダイ)に済すべし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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