仕置場(読み)しおきば

精選版 日本国語大辞典 「仕置場」の意味・読み・例文・類語

しおき‐ば【仕置場】

〘名〙 処刑を行なう場所刑場。おしおきば。
洒落本古契三娼(1787)「大門の仕置場(シオキバ)たえて、堤(どて)に飛びこふ蛍も刑鞭の朽たるなるかと思はれ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の仕置場の言及

【刑場】より

…一般には公権力によって設置された死刑執行の場をいう。
[日本]
 江戸時代には,御仕置場(おしおきば)ともいわれた。通常,死刑執行の場に限定し,敲(たたき)刑を行った牢屋敷門前や,晒(さらし)刑執行の晒場は含めない。…

※「仕置場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android