他人の飯を食う(読み)タニンノメシヲクウ

デジタル大辞泉 「他人の飯を食う」の意味・読み・例文・類語

他人たにんめし・う

親元を離れ、他人の家に奉公するなどして、実社会経験を積む。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「他人の飯を食う」の意味・読み・例文・類語

たにん【他人】 の 飯(めし)を食(く)

肉親もとを離れて、他人の家に寄食する。また、他の家に奉公などして、他人の間でもまれて、実社会の経験を積む。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「いづれサ、他人(タニン)の飯(メシ)をたべねばネ、他の想像(おもひやり)がございませんのさ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android