付加・附加(読み)ふか

精選版 日本国語大辞典 「付加・附加」の意味・読み・例文・類語

ふ‐か【付加・附加】

〘名〙
① つけ加えること。つけ足すこと。添加。〔医語類聚(1872)〕
※想実論(1890)〈石橋忍月〉二「然れども猶ほ一言以って附加せざる可からず」
② 二種の化合物あるいは同種の化合物が直接結合し、新しい別の化合物になり、それ以外には何も生成しないという反応。たとえば、一酸化炭素塩素からホスゲンエチレン水素からエタンアセチレンと水からアセトアルデヒドなど。付加反応

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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